2014年07月01日

小川山 親指岩「クレージージャム」

空梅雨状態の6月20日、
小川山 親指岩にある
クラック「クレージージャム」5.10dをのぼりに、
師匠のMちゃんと、Sさんの3人で行ってきました。 

まず、日本で一番有名なクラックルート、
「小川山レイバック」5.9でアップ。
3人とも当然難なくリード。
朝一は緊張の夏です。
「クレジャム」は、「小川山レイバック」のすぐ裏側にあります。
この日は多少湿り気がありましたが、
まずまずのコンディションでした。
 
師匠の「やったら?」の一言で 私がオンサイトトライすることに。
緊張、緊張。最初の核心、レイバック部分をクリア、ハンドジャムへ。
そこからフレア気味のオフウィズス部分へ。
下からの「レスト、レスト」の声が聞こえているにもかかわらず、
余裕がありません気が焦っているのです。
わかりますよね、この気持ち。

左肩をクラック奥に突っ込み、
左足を入り口に置き、ずり上がるも、
オフウィズス出口手前でフォール!残念!
続いてMちゃん、難なくトップアウト。
さすが、師匠!登り方がビューティフルです。
Sさんもトップロープ でトライ。
下部はもたついたものの、そのあとは、ノーフォール、老獪です。

昼食後、疲労も回復したので再トライすることに。
さっきスムーズにいった下部でロサモタ状態に。
おまけに上部で必要なカムを落っことす。
ここはMちゃんの機転で、
付近にあった棒の先にカムをひっかけてあげてもらう。
感謝、感謝です。
ハンドジャム部分を抜け、オフウィズス部分に入る。
Sちゃんのレスト体制を参考にひとまずレスト。
慎重に出口に向かう。
下から、二人が声援を送ってくれているのが聞こえる。
落ちられない。必死で右手ハンドジャムにする。
何とか止まり、抜けることができました。

その上はスラブで自分の得意部分、
慎重に終了点に向かい、レッドポイント!
5.10dとはいえ、クラックの名クラシック。
クラックビギナーにとっては憧れのルートです。
クラッククライミングは、クラックの幅を見て、
適合するカムを瞬時に判断、セットしながら登るので、
体力もさることながら、判断力、メンタルが必要とされるため、
困難ではあるけども、登れた時は通常のフリールートと異なり、
感慨もひとしおです。
Mちゃん、Sさんに感謝です。
小川山 親指岩「クレージージャム」小川山 親指岩「クレージージャム」






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