2014年09月08日
北方稜線(剱岳)
9月5日~8日、当会員6名、他会より2名の計8名で「北方稜線」に行って来た。
他会とのコラボとのことで集合出発は「朝霧道の駅」を5時に出発。
中央高速手前で一旦青空が見えたがその後はずっと曇り。
予報では6日以降は晴れなので期待して行く。
扇沢8:30トロリーに乗り込む。
室堂ターミナルに着くと土砂降りの雨。雨支度をして10:15歩き出す。
雨降る雷鳥沢の登りは重いザックが肩に食い込む。
13:15剱沢のテント場に着く。
設営しテントに入ると同時に土砂降りの雨がしばらく続く。
しかしその夜は満天の星空、明日の快晴を期待してシュラフに入る。
開けて6日はほぼ文句なしの快晴。
テント場6:23出発、剱沢を下り今宵の宿「池ノ平小屋」に向かう。
真砂沢ロッジ8:06着。
小屋先の渡渉点の雪渓が痩せたスノーブリッジ化し危険との情報を得る。
さすがに危ないので巻道に進むが古い道でハシゴ谷乗越ルートと途中合流。
丸木橋を渡り正規ルートに戻る。
二股9:40、ここから「小窓雪渓」が見えテンションアップ
だが「仙人峠」まではきつい登りの一本調子のうえ日差しが暑い。
仙人峠に着いた時はヘロヘロ。
しかしそこから15分の「仙人池」まで足を延ばす。
池に映る「逆さ剱」は素晴らしかった。
それ以上良かったのは道脇にあった大量の「ブルーベリー」、おいしかった。
「池ノ平小屋」12:45着。
ここで裏剱を見ながら飲む「ビール」は格別だった。
そのうえ「風呂」までありここは地上の天国かもしれない。
露天の風呂もあり絶景を楽しむことができる。
開けて7日、今日が本番。
しかし昨夜からの雨が上がらない。
予報を期待して小屋を4:06分雨の中ヘッデン出発だ。
小窓雪渓までは「旧鉱山道」を歩くが、道不明瞭のうえ危険個所多数あり、
ようやく「小窓雪渓」に4:54入渓する。
小窓6:06、ここからは不明瞭な道をルーファイを幾度か繰り返し「小窓ノ頭」7:05、
小雪渓越え8:00ここではロープを使った。
さらにルーファイを重ねようやく「小窓ノ王・発射台」に9:12着、
発射台から見る「池ノ谷ガリー」は壁のようだ。
取りつきまで少し登るとそこは「三ノ窓」だ。
左右にはものすごい岩峰が立ち並んで圧倒される。
取りつき9:29、落石を起こさないよう慎重に登る。
ルーファイが非常に難しいが経験者の後に続く。
登り切り「池ノ谷乗越」10:08着、下りのパーティが待っていてくれた。
乗越の正面にスラブ状の30メートルほどの岩場があり確保なしのフリーで登攀する。
登り上がるとチンネ、八峰の岩峰が目の前に聳えている。
いよいよ次は「長次郎ノ頭」越えが待っている。
長次郎バンド手前10:50、危険と判断し巻道に進む。
次は「長次郎ノコル」への下りだ。6~7メートルだが懸垂で降りた11:47。
ここはほかにもルートがあり逆コースではわかりやすい所にフィクスロープがあるので
さほど難しくはないようだ。コルからは「本峰」に続く岩稜帯をジグザクよじ登る。
2999メートル「剱岳」の山頂に到着12:38。あいにく360度展望はなし。
昼食後13:03、山頂を後に下山を開始する。
剱沢小屋に15:59着、「ビール」を買い込みテント場に戻る16:15。
今宵は打ち上げの祝杯。12時間を超える山行に少々の疲れを覚え7時過ぎには眠りに着く。
開けて8日、テント撤収し薄曇りの中「剱岳」を背に7:00下山を開始する。
室堂ターミナル10:00着。10:15発のトロリーで扇沢に下る11:51着。
大町温泉「薬師の湯」で4日分の汗と垢を流し出発点「朝霧道の駅」16:10着ここで解散。
今回は山のベテラン二人のおがで無事戻ることができた。
今回のルートは危険個所多数、道不明瞭多数、
適格な判断と鋭い直観力があったからこそ無事だったといえることで
初心者だけとか体力に自信のない者は立ち入ってはならないと所だと思う。
ベテランお二人には大変お世話になり感謝申し上げたい。
他会とのコラボとのことで集合出発は「朝霧道の駅」を5時に出発。
中央高速手前で一旦青空が見えたがその後はずっと曇り。
予報では6日以降は晴れなので期待して行く。
扇沢8:30トロリーに乗り込む。
室堂ターミナルに着くと土砂降りの雨。雨支度をして10:15歩き出す。
雨降る雷鳥沢の登りは重いザックが肩に食い込む。
13:15剱沢のテント場に着く。
設営しテントに入ると同時に土砂降りの雨がしばらく続く。
しかしその夜は満天の星空、明日の快晴を期待してシュラフに入る。
開けて6日はほぼ文句なしの快晴。
テント場6:23出発、剱沢を下り今宵の宿「池ノ平小屋」に向かう。
真砂沢ロッジ8:06着。
小屋先の渡渉点の雪渓が痩せたスノーブリッジ化し危険との情報を得る。
さすがに危ないので巻道に進むが古い道でハシゴ谷乗越ルートと途中合流。
丸木橋を渡り正規ルートに戻る。
二股9:40、ここから「小窓雪渓」が見えテンションアップ
だが「仙人峠」まではきつい登りの一本調子のうえ日差しが暑い。
仙人峠に着いた時はヘロヘロ。
しかしそこから15分の「仙人池」まで足を延ばす。
池に映る「逆さ剱」は素晴らしかった。
それ以上良かったのは道脇にあった大量の「ブルーベリー」、おいしかった。
「池ノ平小屋」12:45着。
ここで裏剱を見ながら飲む「ビール」は格別だった。
そのうえ「風呂」までありここは地上の天国かもしれない。
露天の風呂もあり絶景を楽しむことができる。
開けて7日、今日が本番。
しかし昨夜からの雨が上がらない。
予報を期待して小屋を4:06分雨の中ヘッデン出発だ。
小窓雪渓までは「旧鉱山道」を歩くが、道不明瞭のうえ危険個所多数あり、
ようやく「小窓雪渓」に4:54入渓する。
小窓6:06、ここからは不明瞭な道をルーファイを幾度か繰り返し「小窓ノ頭」7:05、
小雪渓越え8:00ここではロープを使った。
さらにルーファイを重ねようやく「小窓ノ王・発射台」に9:12着、
発射台から見る「池ノ谷ガリー」は壁のようだ。
取りつきまで少し登るとそこは「三ノ窓」だ。
左右にはものすごい岩峰が立ち並んで圧倒される。
取りつき9:29、落石を起こさないよう慎重に登る。
ルーファイが非常に難しいが経験者の後に続く。
登り切り「池ノ谷乗越」10:08着、下りのパーティが待っていてくれた。
乗越の正面にスラブ状の30メートルほどの岩場があり確保なしのフリーで登攀する。
登り上がるとチンネ、八峰の岩峰が目の前に聳えている。
いよいよ次は「長次郎ノ頭」越えが待っている。
長次郎バンド手前10:50、危険と判断し巻道に進む。
次は「長次郎ノコル」への下りだ。6~7メートルだが懸垂で降りた11:47。
ここはほかにもルートがあり逆コースではわかりやすい所にフィクスロープがあるので
さほど難しくはないようだ。コルからは「本峰」に続く岩稜帯をジグザクよじ登る。
2999メートル「剱岳」の山頂に到着12:38。あいにく360度展望はなし。
昼食後13:03、山頂を後に下山を開始する。
剱沢小屋に15:59着、「ビール」を買い込みテント場に戻る16:15。
今宵は打ち上げの祝杯。12時間を超える山行に少々の疲れを覚え7時過ぎには眠りに着く。
開けて8日、テント撤収し薄曇りの中「剱岳」を背に7:00下山を開始する。
室堂ターミナル10:00着。10:15発のトロリーで扇沢に下る11:51着。
大町温泉「薬師の湯」で4日分の汗と垢を流し出発点「朝霧道の駅」16:10着ここで解散。
今回は山のベテラン二人のおがで無事戻ることができた。
今回のルートは危険個所多数、道不明瞭多数、
適格な判断と鋭い直観力があったからこそ無事だったといえることで
初心者だけとか体力に自信のない者は立ち入ってはならないと所だと思う。
ベテランお二人には大変お世話になり感謝申し上げたい。