2017年11月19日
地図読み山行「猫越岳」
11月19日(日)、伊豆の猫越岳で地図読みをした。参加者は会員6人。
富士宮市役所を6時半出発。仁科峠に到着し、準備とコース確認をして9時出発。
天気が良くて素晴らしい展望だが風が強い。
初めのチェックポイントは後藤山にしたが、山頂で23人のグループを追い越したので、
山頂からそのまま鞍部まで下って次のピークで現在地確認をした。
コンパスで行く方向を確認するだけでなく、尾根の張り出し具合や谷の切り込み具合などを見たり、
勾配が急だったりなだらかだったりする様子など、辺りの地形の様子も観察した。




猫越岳を過ぎて猫越峠までは地形図の道と実際の道は大体合っていたが、
猫越峠から大ブナ峠(?)までは、かなり違っていた。地図にある道と違い、
実際の道はほぼ等高線に沿っている。
更に、手引頭は伊豆山稜線歩道とはだいぶ外れていた。標高差で50mは登った。
手引頭に向かう道は見当たらず、馬酔木の林の中を枝こぎして行くと
すぐに広くてなだらかな尾根に出た。目指したピークらしいところはまだ標高750m。
1014mの手引頭ではなかった。目の前の高い所がそれらしかった。さらに進むと広いピークに
着いた。大きな木がいっぱい。そのどれかに山名板があるはずだ。みんなで手分けをして探した。
「あったよ~」とkさんの声。みんなが集まり喜びの記念撮影。宝が見つかったような感があった。










風が強いので少し下ったところでお昼にした。さて、引き返そうと下って行ったが、
歩き易そうな場所を捜しながら馬酔木の枝こぎをして行くと、だんだん右方向に行ってしまった。
進む方向を修正して先程歩いた尾根に乗る事ができた。「大ブナ峠」のブナの巨木は、
5人で手をつなぐとちょうど囲むことができた。仁科峠に戻りながら、手引頭の方向にコンパスを
合わせて、登山道のどのあたりにいるのかを調べる方法もやってみた。
現在地確認をするときに、意見の相違もあったが、現在地を特定する理由をあげながら考えて、
納得し合うことができた。帰りながら交わした会話からも6人がそれぞれに充実感を味わえた
地図読み山行になったことを感じた。





今回は手引頭までだったが、次回は日が長い時期に長沢頭まで是非やってみたい。
富士宮市役所を6時半出発。仁科峠に到着し、準備とコース確認をして9時出発。
天気が良くて素晴らしい展望だが風が強い。
初めのチェックポイントは後藤山にしたが、山頂で23人のグループを追い越したので、
山頂からそのまま鞍部まで下って次のピークで現在地確認をした。
コンパスで行く方向を確認するだけでなく、尾根の張り出し具合や谷の切り込み具合などを見たり、
勾配が急だったりなだらかだったりする様子など、辺りの地形の様子も観察した。
猫越岳を過ぎて猫越峠までは地形図の道と実際の道は大体合っていたが、
猫越峠から大ブナ峠(?)までは、かなり違っていた。地図にある道と違い、
実際の道はほぼ等高線に沿っている。
更に、手引頭は伊豆山稜線歩道とはだいぶ外れていた。標高差で50mは登った。
手引頭に向かう道は見当たらず、馬酔木の林の中を枝こぎして行くと
すぐに広くてなだらかな尾根に出た。目指したピークらしいところはまだ標高750m。
1014mの手引頭ではなかった。目の前の高い所がそれらしかった。さらに進むと広いピークに
着いた。大きな木がいっぱい。そのどれかに山名板があるはずだ。みんなで手分けをして探した。
「あったよ~」とkさんの声。みんなが集まり喜びの記念撮影。宝が見つかったような感があった。
風が強いので少し下ったところでお昼にした。さて、引き返そうと下って行ったが、
歩き易そうな場所を捜しながら馬酔木の枝こぎをして行くと、だんだん右方向に行ってしまった。
進む方向を修正して先程歩いた尾根に乗る事ができた。「大ブナ峠」のブナの巨木は、
5人で手をつなぐとちょうど囲むことができた。仁科峠に戻りながら、手引頭の方向にコンパスを
合わせて、登山道のどのあたりにいるのかを調べる方法もやってみた。
現在地確認をするときに、意見の相違もあったが、現在地を特定する理由をあげながら考えて、
納得し合うことができた。帰りながら交わした会話からも6人がそれぞれに充実感を味わえた
地図読み山行になったことを感じた。
今回は手引頭までだったが、次回は日が長い時期に長沢頭まで是非やってみたい。
2017年11月05日
雁坂峠・雁坂嶺
富士宮6:00出発。雁坂トンネル料金所手前の登山口駐車場に8:00到着した。
身支度を整え雁坂峠へ向かって8:10出発。すぐ上の旧道のアスファルト道を
30分ほど登ると沓切沢橋に到着。ここでアスファルト道が終わり登山道となる。


国道140号線は雁坂トンネルが平成10年に完成するまで秩父と甲府を結ぶ
この雁坂峠道が一般国道として認可されていた歴史を持つ。
雁坂峠は日本三大峠(北ア・針ノ木峠、南ア・三伏峠)の一つで縄文時代から行き交った跡があり、
この峠道は日本武尊の東征や武田信玄の軍用道路として活用されたといわれる。
雁坂とはシベリアから南下する雁が多く見られたことから名がつけられたとの説が有力。
他に雁峠や雁ヶ腹摺山の地名がある。







さて沓切沢橋から紅葉に彩られた山腹を巻くように峠沢の流れに沿って登り、
二ヵ所ほど沢を横切ると峠に向かって徐々に傾斜がきつくなってくる。
紅葉もこの辺りは終了し、多くの落ち葉が登山道を覆っている。
更に傾斜を増し、登山道がジクザグとなり、やがて小笹の中を登るようになると
ようやく雁坂峠(2082m)に11:20到着した。
年に数回しかないくらい雲一つない快晴である。登って来た甲府方面に富士山がくっきりと見える。
東は笠取山から雲取山の奥多摩の連山、遠く南は鳳凰三山や甲斐駒、北岳、塩見岳などの
南アルプスの峰々、近くに黒金山や乾徳山、鶏冠尾根、その向こうに国師ヶ岳や金峰山など
奥秩父の山々が見える。

暫し遠景を堪能し、西に雁坂嶺へ向かう。冬が近いと思わせる灌木と岩交じりの道を
40分程登ると今回の目的地である雁坂嶺(2289m)に12:15到着。
頂上には三等三角点が有るが立木が多く展望は乏しい。
西に破風山から甲武信ヶ岳、三宝山が垣間見れる。南に一部開けた所で富士山を見ながら
手早く昼食を取る。全員で記念撮影して12:40頂上を後にする。
25分程で雁坂峠に戻って来た。ここでザックをデポし、リーダー以下7名が雁坂小屋へ
歴史の勉強に下った。その昔はこの小屋の中を国道が通っていたのである。

暫くして小屋見物組が戻り、予定より50分遅れで来た道を下山に取り掛かる。
登って来た道だが、下るとその観景がまた違って面白い。登りで下ばかり見て見逃した尾根筋や
紅葉、花木、滝や沢など発見が多くある。人生も登りで見たことを下りで余裕を持ちながら
見直すことが大事なのかな、と変に哲学的になったりする。




遅れを20分程取り戻して15:00沓切沢橋に到着した。急いで痛くなった足を労わりながら
アスファルトの道を夕暮れの陽を浴びた山場の紅葉を眺めつつ下り、
15:40登山口駐車場へ戻り着いた。
標高差1100m、行動時間7時間30分、水平距離16.5Km。歩数2.7万歩。
身支度を整え雁坂峠へ向かって8:10出発。すぐ上の旧道のアスファルト道を
30分ほど登ると沓切沢橋に到着。ここでアスファルト道が終わり登山道となる。
国道140号線は雁坂トンネルが平成10年に完成するまで秩父と甲府を結ぶ
この雁坂峠道が一般国道として認可されていた歴史を持つ。
雁坂峠は日本三大峠(北ア・針ノ木峠、南ア・三伏峠)の一つで縄文時代から行き交った跡があり、
この峠道は日本武尊の東征や武田信玄の軍用道路として活用されたといわれる。
雁坂とはシベリアから南下する雁が多く見られたことから名がつけられたとの説が有力。
他に雁峠や雁ヶ腹摺山の地名がある。
さて沓切沢橋から紅葉に彩られた山腹を巻くように峠沢の流れに沿って登り、
二ヵ所ほど沢を横切ると峠に向かって徐々に傾斜がきつくなってくる。
紅葉もこの辺りは終了し、多くの落ち葉が登山道を覆っている。
更に傾斜を増し、登山道がジクザグとなり、やがて小笹の中を登るようになると
ようやく雁坂峠(2082m)に11:20到着した。
年に数回しかないくらい雲一つない快晴である。登って来た甲府方面に富士山がくっきりと見える。
東は笠取山から雲取山の奥多摩の連山、遠く南は鳳凰三山や甲斐駒、北岳、塩見岳などの
南アルプスの峰々、近くに黒金山や乾徳山、鶏冠尾根、その向こうに国師ヶ岳や金峰山など
奥秩父の山々が見える。
暫し遠景を堪能し、西に雁坂嶺へ向かう。冬が近いと思わせる灌木と岩交じりの道を
40分程登ると今回の目的地である雁坂嶺(2289m)に12:15到着。
頂上には三等三角点が有るが立木が多く展望は乏しい。
西に破風山から甲武信ヶ岳、三宝山が垣間見れる。南に一部開けた所で富士山を見ながら
手早く昼食を取る。全員で記念撮影して12:40頂上を後にする。
25分程で雁坂峠に戻って来た。ここでザックをデポし、リーダー以下7名が雁坂小屋へ
歴史の勉強に下った。その昔はこの小屋の中を国道が通っていたのである。
暫くして小屋見物組が戻り、予定より50分遅れで来た道を下山に取り掛かる。
登って来た道だが、下るとその観景がまた違って面白い。登りで下ばかり見て見逃した尾根筋や
紅葉、花木、滝や沢など発見が多くある。人生も登りで見たことを下りで余裕を持ちながら
見直すことが大事なのかな、と変に哲学的になったりする。
遅れを20分程取り戻して15:00沓切沢橋に到着した。急いで痛くなった足を労わりながら
アスファルトの道を夕暮れの陽を浴びた山場の紅葉を眺めつつ下り、
15:40登山口駐車場へ戻り着いた。
標高差1100m、行動時間7時間30分、水平距離16.5Km。歩数2.7万歩。
2017年10月01日
涸沢パノラマコース
9月30日~10月1日,5名でパノラマコースを辿り8時間歩いて涸沢に入る。
お天気は最高ピーカンです。パノラマコースからの槍、穂高の山容は素晴らしいです。
涸沢の紅葉も一番綺麗でしたよ。泊まりは涸沢小屋、超満員です。
テント村も難民キャンプ場並みの1000張はあるでしょう。
下山は横尾、徳沢園、明神と辿り、明神館から梓川右岸に渡り河童橋に戻ってきました。
二日目も飽きるほど歩いたので全員帰りは筋肉痛です(*^_^*)。





お天気は最高ピーカンです。パノラマコースからの槍、穂高の山容は素晴らしいです。
涸沢の紅葉も一番綺麗でしたよ。泊まりは涸沢小屋、超満員です。
テント村も難民キャンプ場並みの1000張はあるでしょう。
下山は横尾、徳沢園、明神と辿り、明神館から梓川右岸に渡り河童橋に戻ってきました。
二日目も飽きるほど歩いたので全員帰りは筋肉痛です(*^_^*)。
2017年09月24日
ハイキング実習「乗鞍高原}
富士宮を6時に出て休暇村乗鞍高原に9:45着。玄関前でストレッチの後、簡単に日程説明をして、
5~6人ずつ4つのグループに分かれた。今日は先日の机上学習を受けて、チェックポイントでの
現在地確認と、行きたい方向をコンパスで確認することが目的だ。
各グループ、早速今どこにいるのかを地図で確認した。地図に予定コースの印をつけてあるので、
実際の場所と地図の向きを合わせる(正置する)と自分がどこから歩き出せばいいのかが分かった。
休暇村の駐車場から出て、牛留池へ向かう入り口に行った。行き先が2つに分かれているので、
どちらに行けばいいのかをコンパスで調べた。地図の南にコンパスのリングの底の北を合わせて
しまった人がいたので、逆であることを説明した。初めは多くの人が経験する間違えだ。
間違えると、次にそれを気をつけようとするから大丈夫。間違えることを恐れずにとにかく
何度もやってみることが大切。



牛留池には乗鞍岳がきれいに映り、ほんの少し色づいた池の周りの草木が秋の始まりを
感じさせてくれた。
さて、ここから夜泣峠までは地形図には道が無い。それまでの木道とは違い、道はあるが、
木の根やごろごろ石がある道だった。でも、爽やかな高原の林の雰囲気や瑞々しい苔、
ゴゼンタチバナの実がなっていたり、いろいろな木の実が落ちていたりして楽しかった。
車道に出てからまた現在地確認。車道を数分歩くと夜泣峠に着いた。
各自コンパスを合わせて行き先チェック。コンパスが示した方向を探すと道があった。
草が茂っていたので分かりにくかったが、確かに道があった。
地形図によれば、ここから標高差150mくらいを初めは九十九折、
その先は尾根を下ることになっている。実際に歩きながら
「等高線に沿って歩くとはどういうことか」「尾根とはどういうものなのか」
「尾根の両側は谷になっている」などの事を確認した。





キャンプ場について昼食タイムにした。広いキャンプ場には他に人影も無く、貸し切り状態だった。
午後も現在地確認と行きたい方向にコンパスを合わせることを繰り返した。
善五郎の滝は展望台から眺め、川まで下りて下からも滝を見上げた。

同じ滝でも見る場所によってずいぶん雰囲気が違うものだ。
今回は軽いハイキングコースだったので歩くことについてはゆとりがあり、地形をよく見たり
コンパスを合わせたりすることにも集中できたと思う。受講生の皆さんも楽しく学べたようで良かった。
休暇村の日帰り温泉は600円だったが、ロッカーも浴場も広く、しかもまた貸し切り状態。
気持ちに良い一日になった。
5~6人ずつ4つのグループに分かれた。今日は先日の机上学習を受けて、チェックポイントでの
現在地確認と、行きたい方向をコンパスで確認することが目的だ。
各グループ、早速今どこにいるのかを地図で確認した。地図に予定コースの印をつけてあるので、
実際の場所と地図の向きを合わせる(正置する)と自分がどこから歩き出せばいいのかが分かった。
休暇村の駐車場から出て、牛留池へ向かう入り口に行った。行き先が2つに分かれているので、
どちらに行けばいいのかをコンパスで調べた。地図の南にコンパスのリングの底の北を合わせて
しまった人がいたので、逆であることを説明した。初めは多くの人が経験する間違えだ。
間違えると、次にそれを気をつけようとするから大丈夫。間違えることを恐れずにとにかく
何度もやってみることが大切。
牛留池には乗鞍岳がきれいに映り、ほんの少し色づいた池の周りの草木が秋の始まりを
感じさせてくれた。
さて、ここから夜泣峠までは地形図には道が無い。それまでの木道とは違い、道はあるが、
木の根やごろごろ石がある道だった。でも、爽やかな高原の林の雰囲気や瑞々しい苔、
ゴゼンタチバナの実がなっていたり、いろいろな木の実が落ちていたりして楽しかった。
車道に出てからまた現在地確認。車道を数分歩くと夜泣峠に着いた。
各自コンパスを合わせて行き先チェック。コンパスが示した方向を探すと道があった。
草が茂っていたので分かりにくかったが、確かに道があった。
地形図によれば、ここから標高差150mくらいを初めは九十九折、
その先は尾根を下ることになっている。実際に歩きながら
「等高線に沿って歩くとはどういうことか」「尾根とはどういうものなのか」
「尾根の両側は谷になっている」などの事を確認した。
キャンプ場について昼食タイムにした。広いキャンプ場には他に人影も無く、貸し切り状態だった。
午後も現在地確認と行きたい方向にコンパスを合わせることを繰り返した。
善五郎の滝は展望台から眺め、川まで下りて下からも滝を見上げた。

同じ滝でも見る場所によってずいぶん雰囲気が違うものだ。
今回は軽いハイキングコースだったので歩くことについてはゆとりがあり、地形をよく見たり
コンパスを合わせたりすることにも集中できたと思う。受講生の皆さんも楽しく学べたようで良かった。
休暇村の日帰り温泉は600円だったが、ロッカーも浴場も広く、しかもまた貸し切り状態。
気持ちに良い一日になった。
2017年09月10日
北横岳
9月10日(日)7名で北横岳と三ッ岳に行って来ました。
富士宮を6時に出発し、北横岳ロープウエイで坪庭まで登り登山開始。
雲も無く最高のお天気で、北横岳に10時に到着。360度の景色が眺められました。
時間に余裕があるので三ッ岳を超えて帰る事にし、本格的な岩稜歩きをして来ました。
皆さん満足の様子。帰りに「小斎の湯」で汗を流
し「原村自由農園」で買い物をして富士宮に19時着。





富士宮を6時に出発し、北横岳ロープウエイで坪庭まで登り登山開始。
雲も無く最高のお天気で、北横岳に10時に到着。360度の景色が眺められました。
時間に余裕があるので三ッ岳を超えて帰る事にし、本格的な岩稜歩きをして来ました。
皆さん満足の様子。帰りに「小斎の湯」で汗を流
し「原村自由農園」で買い物をして富士宮に19時着。



2017年09月03日
岩場訓練(十二ケ岳)
9月3日(日)、西湖の十二ヶ岳で岩場訓練(初級)をしました。参加者は9人。
まず毛無山山頂で簡易ハーネスを作りました。まったくの初心者はいなかったし、
他の登山者もいたので、毛無山から十二ヶ岳は基本的な事に気をつけながら歩きました。
十二ヶ岳でお昼にした後、桑留尾への分岐でリーダーがストックで簡単にテント型になるツエルトを
張って見せてくれました。私も持っていたツエルトを張ってみましたが、時間的にも居心地も
リーダーの物の方が良さそうでした。道具はどんどん進化しますね!!
下山はザレ場が多く、滑るので気を使いました。岩場ありザレ場ありで、訓練にはいいコースです。
途中の斜面でロープと簡易ハーネスを使ってセルフレスキューの訓練をしました。
ロープを巻きつけて自分で降りる練習もしました。2月の雪山訓練でも同じような事をやりましたが、
かなり忘れていました。時々やってみるものですね。
山に入る以上、行ってみなければどんな場所があるのかわからないし、
道迷いでとんでもない場所に行ってしまう可能性もあります。
登山知識と技術の習得は必須です。近くにこんなにいい訓練場所があるのですね。















まず毛無山山頂で簡易ハーネスを作りました。まったくの初心者はいなかったし、
他の登山者もいたので、毛無山から十二ヶ岳は基本的な事に気をつけながら歩きました。
十二ヶ岳でお昼にした後、桑留尾への分岐でリーダーがストックで簡単にテント型になるツエルトを
張って見せてくれました。私も持っていたツエルトを張ってみましたが、時間的にも居心地も
リーダーの物の方が良さそうでした。道具はどんどん進化しますね!!
下山はザレ場が多く、滑るので気を使いました。岩場ありザレ場ありで、訓練にはいいコースです。
途中の斜面でロープと簡易ハーネスを使ってセルフレスキューの訓練をしました。
ロープを巻きつけて自分で降りる練習もしました。2月の雪山訓練でも同じような事をやりましたが、
かなり忘れていました。時々やってみるものですね。
山に入る以上、行ってみなければどんな場所があるのかわからないし、
道迷いでとんでもない場所に行ってしまう可能性もあります。
登山知識と技術の習得は必須です。近くにこんなにいい訓練場所があるのですね。
2017年08月28日
五竜岳~鹿島槍ケ岳
8月26日(土)~28日(月) 2泊3日で八方キレットを会員9名で無事に行ってきました。
体力と技力がなければ簡単に参加できるルートではないことを知らされました。
3日間天気が良くて、剱を眺めながら歩いてきました。


















体力と技力がなければ簡単に参加できるルートではないことを知らされました。
3日間天気が良くて、剱を眺めながら歩いてきました。


















2017年08月27日
ハイキング実習「蓼科山」
8月27日(日)、ハイキング教室の実習で蓼科山へ行きました。
参加者は、実習生15人、会員6人の合計21人です。
机上学習で地形図の見方をやったので、今回はコンパスを使わないで地形図と実際の場所を
照合したり、これから歩く場所の様子を予想したりする実習です。
照合できそうな場所を4か所設定し、4つのグループが先頭を交代しながら歩きました。
チェックポイントでは「なぜそこなのか」という条件を複数考えて意見交換もしました。
急登は予想できても登山道の状態は分からない事(岩がごろごろなど)や地図には書いてないが
実際には道があった事など、いろいろと発見があったようです。
4回目の実習にして初めて晴天の山行に「やっぱり山は晴れているのがいいね!!」という声も。
蓼科山荘から山頂までの急登では、慣れない岩場歩きで大変だった方もいたようですが、
山頂からの展望に満足の笑顔でした。
<行程>
富士宮市役所6:00==諏訪南IC==大河原峠9:00~20・・・蓼科山荘11:00~15・・・
山頂11:55~12:35・・・大河原峠14:35==縄文の湯15:45~16:45==富士宮市役所18:45















参加者は、実習生15人、会員6人の合計21人です。
机上学習で地形図の見方をやったので、今回はコンパスを使わないで地形図と実際の場所を
照合したり、これから歩く場所の様子を予想したりする実習です。
照合できそうな場所を4か所設定し、4つのグループが先頭を交代しながら歩きました。
チェックポイントでは「なぜそこなのか」という条件を複数考えて意見交換もしました。
急登は予想できても登山道の状態は分からない事(岩がごろごろなど)や地図には書いてないが
実際には道があった事など、いろいろと発見があったようです。
4回目の実習にして初めて晴天の山行に「やっぱり山は晴れているのがいいね!!」という声も。
蓼科山荘から山頂までの急登では、慣れない岩場歩きで大変だった方もいたようですが、
山頂からの展望に満足の笑顔でした。
<行程>
富士宮市役所6:00==諏訪南IC==大河原峠9:00~20・・・蓼科山荘11:00~15・・・
山頂11:55~12:35・・・大河原峠14:35==縄文の湯15:45~16:45==富士宮市役所18:45
2017年07月16日
ハイキング実習「八子ヶ峰」
7月16日(日)、ハイキング教室の実習へ行ってきました。
参加者は、受講生17人と会員13人の合計30人。
計画では八方池でしたが、予想以上に天気の崩れが早まりそうでした。
リーダーがスマホで最新情報を確認し、双葉SAに寄った時点で目的地を変更。
八子ヶ峰に行くことにしました。
登山口の女神茶屋Pは蓼科山へ登る人の車がいっぱい。
でも、八子ヶ峰へ行く人は少なく、ゆったりと歩くことができました。
食害のために花は少なくなっていましたが、それでもいろいろな花を楽しむことができました。
昨年調べた花の名前を忘れて、「○○ケブカソウ」なんていい加減な事を言ってしまいましたが、
「ケブカツルカコソウ」でした。お詫びして訂正します。
ショートコースでしたが、草原を渡る爽やかな風を受けながら歩くのは気持ちがいいものでした。
ランチタイムにした場所は絵本の挿絵の様な展望で、先月歩いた車山と来月登る蓼科山を
見ることができました。先月は雨具を着てふるえながらお昼を食べましたが、
今回は昼寝をしたくなる様な感じでした。
白樺湖畔のすずらんの湯で汗を流し、原村の自由農園で買い物をして帰りました。
富士宮6:00==登山口8:45~9:00・・・八子ヶ峰10:20~30・・・昼食11:00~45
・・・スキー場P12:20==すずらんの湯12:50~13:50==原村自由農園==富士宮17:00




















参加者は、受講生17人と会員13人の合計30人。
計画では八方池でしたが、予想以上に天気の崩れが早まりそうでした。
リーダーがスマホで最新情報を確認し、双葉SAに寄った時点で目的地を変更。
八子ヶ峰に行くことにしました。
登山口の女神茶屋Pは蓼科山へ登る人の車がいっぱい。
でも、八子ヶ峰へ行く人は少なく、ゆったりと歩くことができました。
食害のために花は少なくなっていましたが、それでもいろいろな花を楽しむことができました。
昨年調べた花の名前を忘れて、「○○ケブカソウ」なんていい加減な事を言ってしまいましたが、
「ケブカツルカコソウ」でした。お詫びして訂正します。
ショートコースでしたが、草原を渡る爽やかな風を受けながら歩くのは気持ちがいいものでした。
ランチタイムにした場所は絵本の挿絵の様な展望で、先月歩いた車山と来月登る蓼科山を
見ることができました。先月は雨具を着てふるえながらお昼を食べましたが、
今回は昼寝をしたくなる様な感じでした。
白樺湖畔のすずらんの湯で汗を流し、原村の自由農園で買い物をして帰りました。
富士宮6:00==登山口8:45~9:00・・・八子ヶ峰10:20~30・・・昼食11:00~45
・・・スキー場P12:20==すずらんの湯12:50~13:50==原村自由農園==富士宮17:00
2017年06月25日
ハイキング実習「霧ケ峰」
6月25日(日)、会員15人と実習生14人で霧ヶ峰へ行ってきました。週間天気予報も悪く、
前日まで実施の有無について迷いに迷っていたリーダーでした。
当日の朝は雨も上がり、大型バスなのでゆったりと乗ることができました。
午前6時10分出発。車山肩には9時半頃到着。名前の通り霧でしたが、うっすらとしているので
近くの草花を見ることはできました。今回は会員と実習生が混ざっての班編成です。
コース説明と体操の後、車山を目指して歩き出しました。レンゲツツジ、オオヤマフスマ、シロスミレ、
ハクサンフウロ、タカトウダイなどの花が確認できました。レンゲツツジは一面に咲いていましたが、
こんな天気なので歩いている人はまばらでした。車山山頂に自然保護の仕事をするような服装の
若者が3人いました。花の名前を確認しようと思って声を掛けると丁寧に教えてくれました。
後で調べてみると、彼らは自然保護指導員という名前の諏訪市の臨時公務員でした。
夏季の2カ月を中心に活動している大学生で、その制度は57年前からあるそうです。
霧ヶ峰の自然保護に一役買っている制度であることが分かりました。










いったん車山から下って山彦尾根に向かいました。そこもレンゲツツジが広がっていました。
途中で小雨が降ってきたので雨具を着て、ザックカバーも付けました。南の耳や北の耳などの
ピークは風が冷たいので、少し下ったところでお昼にしました。
体が冷えるといけないので22分間のランチタイム。幸い雨も一休みしてくれました。



大展望が期待されたゼブラ山はミルク色に覆われていましたが、山頂に咲いていた
高さが10cmくらいのアヤメの逞しさに励まされました。八島湿原に向けて急な斜面を気をつけて
下ると辺りの様子の変化に気づきました。草原から湿原に入ったのです。ニッコウキスゲが
固い蕾をつけ、ニシキウツギの蕾が開き始めていました。ウマノアシガタと思って見ると、
「アカギキンポウゲ」という名札が。帰宅して調べたところ、ウマノアシガタとアカギキンポウゲは
良く似ていて、違いはアカギキンポウゲの茎には毛があることでした。
ついでに八島湿原に多く咲いていたアマドコロはナルコユリとよく似ています。
こちらの違いの一つは、アマドコロの茎は角っぽくてナルコユリの茎はつるつるしているということです。
植物の識別は難しいですね。
展望はありませんでしたが、幻想的な湿原の散策を楽しむことはできました。






無事に八島湿原の駐車場に到着し、白樺湖の湖畔にある温泉で汗を流して帰路につきました。
富士宮到着は18時半頃。天気が大きく崩れることは無かったので、悪天候になった時の装備や
山の歩き方が実習できて、そういう意味では勉強になったのではないでしょうか。
前日まで実施の有無について迷いに迷っていたリーダーでした。
当日の朝は雨も上がり、大型バスなのでゆったりと乗ることができました。
午前6時10分出発。車山肩には9時半頃到着。名前の通り霧でしたが、うっすらとしているので
近くの草花を見ることはできました。今回は会員と実習生が混ざっての班編成です。
コース説明と体操の後、車山を目指して歩き出しました。レンゲツツジ、オオヤマフスマ、シロスミレ、
ハクサンフウロ、タカトウダイなどの花が確認できました。レンゲツツジは一面に咲いていましたが、
こんな天気なので歩いている人はまばらでした。車山山頂に自然保護の仕事をするような服装の
若者が3人いました。花の名前を確認しようと思って声を掛けると丁寧に教えてくれました。
後で調べてみると、彼らは自然保護指導員という名前の諏訪市の臨時公務員でした。
夏季の2カ月を中心に活動している大学生で、その制度は57年前からあるそうです。
霧ヶ峰の自然保護に一役買っている制度であることが分かりました。
いったん車山から下って山彦尾根に向かいました。そこもレンゲツツジが広がっていました。
途中で小雨が降ってきたので雨具を着て、ザックカバーも付けました。南の耳や北の耳などの
ピークは風が冷たいので、少し下ったところでお昼にしました。
体が冷えるといけないので22分間のランチタイム。幸い雨も一休みしてくれました。
大展望が期待されたゼブラ山はミルク色に覆われていましたが、山頂に咲いていた
高さが10cmくらいのアヤメの逞しさに励まされました。八島湿原に向けて急な斜面を気をつけて
下ると辺りの様子の変化に気づきました。草原から湿原に入ったのです。ニッコウキスゲが
固い蕾をつけ、ニシキウツギの蕾が開き始めていました。ウマノアシガタと思って見ると、
「アカギキンポウゲ」という名札が。帰宅して調べたところ、ウマノアシガタとアカギキンポウゲは
良く似ていて、違いはアカギキンポウゲの茎には毛があることでした。
ついでに八島湿原に多く咲いていたアマドコロはナルコユリとよく似ています。
こちらの違いの一つは、アマドコロの茎は角っぽくてナルコユリの茎はつるつるしているということです。
植物の識別は難しいですね。
展望はありませんでしたが、幻想的な湿原の散策を楽しむことはできました。
無事に八島湿原の駐車場に到着し、白樺湖の湖畔にある温泉で汗を流して帰路につきました。
富士宮到着は18時半頃。天気が大きく崩れることは無かったので、悪天候になった時の装備や
山の歩き方が実習できて、そういう意味では勉強になったのではないでしょうか。