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2017年03月19日

赤岳主稜

3月18~20日八ヶ岳赤岳主稜にトライ。メンバーはST、MEの2名。
6時30に富士宮を出発し9時10美濃戸口に到着。
12時50行者小屋テン場到着。取り付きへのトラバース道の確認をすませる。
2日目、渋滞を避けるため出発を2時間30遅らせ8時出発。登攀開始9時30。
7P目のテラスで渋滞にはまり、5パーティがそこで順番待ち。
風がかなり強く岩陰に身を潜め寒さを凌ぐ。
7P終了点で、フリーソロで登ってきたという命知らずに出会う。
登攀終了14時30。5時間の登攀。山頂で記念写真を撮り、再び文三郎を下山。
16時テン場着。3日目、連休中一番の快晴。
後ろ髪をひかれながらテントをたたみ、帰途につく。


















  


Posted by あさぎり山の会 at 20:00Comments(0)長野県クライミング山行報告2017年

2016年07月30日

 大同心正面壁雲稜ルート(八ヶ岳)

7月29日~30日で八ヶ岳、大同心正面壁雲稜ルートにトライ。
メンバーはいつものSとEの二人。
1日目赤岳鉱泉泊、小屋へ昼前に到着したので明日の下見に大同心基部まで足を伸ばす。
赤岳鉱泉は風呂あり、夕食もステーキで結構有名らしい。
食事中突然雨が勢いよく降ってきたがまもなくあがる。
翌日は青空が顔をだしていた。終了後は歩いて下山することにして余分な荷物は小屋にデポ。
赤岳鉱泉5時55分出発。硫黄へ行く登山道から大同心沢を渡り大同心稜へ入る。
急登を1時間ほど登り、お花畑に迎えられると大同心基部に着く。
そこから左下へ3~40m程下り取り付きに着く(7時10)。 
岩が乾くまでゆっくり支度をして8時10登攀開始。
1ピッチ目のハングと、5ピッチ目の10aが核心。ホールドは沢山あるが岩は脆くて
信頼感に乏しいルートだとブログにあった。
1ピッチ目は小ハングだがホールドが思った以上にあった。
一手一手岩が剥がれないか慎重に確認し乗り越す。
2ピッチ目は1ヶ所フットホールドが見当たらず苦戦。これがこのルートの核心に感じた。
3ピッチ目は魚の尾の様なピナクルを目指す。4ピッチ目はトラバースで右にグーと回り込む。
大同心西側から南面にでたところからいよいよ5ピッチ目の大同心ドーム。
3~4m程登ったところがうすかぶりでホールドも小さい。
その小さいホールドで我慢し手を伸ばすとガバが取れた。そこからリッジに出て快適な登攀。
11時10大同心ノ頭に到達。全3時間の登攀だった。
このルートは思った以上に立っていて脆いホールドに神経を使ったためグレードよりも悪く感じた。
攀り終え祝福の握手に今回とくに力がこもった。
登攀用具をしまい、横岳の稜線へ。その後はのんびり久々の稜線歩きを楽しんだ。




















  


Posted by あさぎり山の会 at 18:00Comments(0)長野県クライミング山行報告2016年

2016年06月06日

小川山マルチピッチクライミング

 6月6日、小川山の下にある西股沢,廻り目平の岩場に行ってきました。
メンバーはSさん、Mさん、SSさんとK、それにゲストとして 私のクライミングにおける
大先輩Aさんの5人です。

朝7時、富士宮を出て、廻り目平に9時半着。さっそく目指すルートのあるガマスラブへ向かいました。
この日はSSさんの訓練的な意味もあり、マルチピッチのガマルートに行きました。
さすがに平日とあってクライマ-は私たちのみ。
1ピッチ目の大スラブに、SとMペア、A・SS・Kトリオがそれぞれ思い思いのルートを描きながらロープ
を伸ばします。2ピッチ目は下部が微妙な足遣いを必要とするスラブから上部が凹角の35メートルの
ロングピッチ 。SSさんも最初は戸惑ったものの、クライミングシューズの岩への置き方についての
アドバスを行うと、その後は迷いもなく、核心の凹角もするすると2ピッチ目の終了点へ。(この時は
妙に素直です)S・Mペアはベテランらしく、安定したのぼりです。
3ピッチ目の取付きまでは松の低木の間を15メートルほどトラバース。一休みした後、Aさんが
このルート最大の核心のこぶ状のスラブへ取りつく。やや悩んだ後、無事松の木の終了点に。
ついでSSさんがトライ。傾斜の強いスラブであり、大変なのでこの部分はA0で切り抜けます。

S・Mペアも難なくクリアし、みんなで廻り目平や屋根岩、マラ岩、烏帽子岩などの見渡せるテラスで
一休み。ここにはライチョウにそっくりの岩があります。写真を撮った後、最終ピッチの傾斜の無い
岩場を抜け、ガマスラブの頭に向かいます。この部分、私の苦手なところ、四つん這いになって、
一目散で頭へ。ここからはこの日のハイライト、50メートル近い懸垂下降です。順番に下降、
マルチル戸を無事登り終えました。そのあとは、すぐ下にあるマガスラブで、5,8から10bぐらいまでの
ルートを各自楽しみ、2時半に下山。新緑に囲まれ、ハルゼミの鳴き声を聞きながら、
楽しい一日を過ごしました。みなさん、お疲れ様でした。









  


Posted by あさぎり山の会 at 18:00Comments(0)長野県クライミング山行報告2016年

2016年05月24日

二子山マルチピッチ

5月24日に秩父の二子山中央稜マルチピッチにトライしてきた。
メンバーは師匠のSさんと私Mの二人。 
股峠までの道がはっきりしないとのことで早めの朝4時30分に出発。
心配したもののスムーズに倉尾登山口が見つかった(8時5分)。
ここから10分ほどで股峠に着く。坂本方面へ下り、分岐をローソク岩方面へ向かう。
程なく大きな火山岩の岩場につく。フリーのルートが何本も拓かれていたが
指がきれるのではないかと思うほどよく砥がれていた。
岩場の真ん中には赤い小さな社が麗々しくおかれている。
そこからさらに7~8分行ったところに取り付き目印の赤いドラム缶があった。(8時35分着)

支度をして9時10分登攀開始。今回は全6ピッチの行程。核心部は3ピッチ目のクラック。
力のあるSさんが奇数ピッチを受け持ち、私が偶数ピッチを受け持ち、つるべで登ることになった。
1ピッチ目はSさん。ボルトは結構いい個所にうってあるようだ。棚の上にあがり、すぐにビレイ解除、
セカンドの私の番だ。履いてきた靴や暑い日になるとのことで水を2リットル近くかついできたので重い
(少しSさんにも分担してもらう)。ジムで履いている底の柔らかい大きなシューズで来たので
岩がささって痛い。だがルート自体はさほどでもなかった。2ピッチ目はそのまま私がトップで行き、
核心の3ピッチ目。トップのSさんが10mほど上がったところでとまる。私から見える範囲では
ボルトが中間に1つしかなく、この間の何mかはカムを使うのだろう。だがこのルートの情報は少なく、
Sさんが持ってきたカムの大きさでは合わなそうだった。動く、とまる、をくり返し、ようやく抜けたようだ。
私が登っていくと確かに中間部あまりいい手がない。クラックもひろ過ぎ、足で片方の壁に張ろうとしたが
靴がぺろぺろできいてる感じがしなかった。セカンドといえども落ちたくはなく、ようやくそこを越えたが、
上部でまたホールドがなくなった。ガバがあるとかかちがあるとか上から声がするがよくわからない。
ここだけ狭い間隔で2つピンが打ってあり、核心中の核心なのだろう。
どうやったのか覚えていないがとにもかくにもそこを抜け、ようやく広いテラスに着く。3ピッチ目終了。
見上げた4ピッチ目は手足とも豊富なホールドで快適に登れそうだと判断しここで大休止。
(10時40分~11時5分)そこからはほぼ問題なく、6ピッチの終了点に着く。
ロープをたたみ10mほど登り稜線に着いた。(12時10分)
昼食をとり、一応二子山西岳山頂の看板の前で証拠写真を撮る。上級者コースから坂本を目指し下山。
ゆっくり下って13時15分頃に倉尾登山口に帰り着いた。天気の良いいい一日だった。











  


Posted by あさぎり山の会 at 20:00Comments(0)その他クライミング山行報告2016年

2015年09月23日

北岳バットレス4尾根

去年計画していて実行できなかったバットレスのチャレンジが今年も話に上がって 数ヶ月。
ひと月前くらいから楽しみと緊張で何とも言えない心境だった。
1週間前には天気の心配までするようになり、かなりソワソワしていた。
前日夜、パッキングした荷物を最 終チェック。

9/21 ついに、この日が来たと目が覚めて出かける準備をする。富士宮市役所にAM5:00集合、出発。
芦安の駐車場の 心配をしながら7:00には駐車場に車を停めてタクシー に乗り込む。
8:00には広河原に着き準備をすませ出発。歩き始めから沢沿いを歩く。
沢の水の音を聞きながら順調に歩を進 める。
今回の山行はテン泊装備プラス、クライミングギアがあるためにかなりの重量だ。
二俣に11:00頃到着。明日のバットレス取付き の下見をするかしないかで皆で悩んだ結果、
リーダーが何回も来てるので大丈夫と言う判断でそのまま白根御池に直行。
テントを設営 したらすぐに生ビール。明日のバットレスに緊張しているのかいつもよりビールが苦く感じる。
午後になりガスが上がってきたので早々にテントの中へ。
夕食 も17:00時近くにとり明日の3:00起床に備えて19:00前には全員就寝。

9/22 予定通り3:00に起きて4:00に出発。ヘッデンを点けて取り付きまで足早に歩く。
途中でピラミッドフェースをやると言う パーティーを抜き去り二俣まで出て来た。
そこから何度か渡渉を繰り返していると、さっき抜いたパーティーがルートを教えてくれた。
その二 人は昨日4尾根をやっていたらしく正確なルートを教えて くれた。
そ の結果当初予定していた2尾根取り付き点ではなくDガリー下部からのスタートになった。
ついにバットレスの挑戦がはじまった。
Dガリー下部を3Pほど登ってバンドをトラバースする。最初の一本目は本当に緊張した。
数本登ってようやく身体が馴染んできた。そし て、ついに4尾根取り付きにでる。
あの某有名動画サイトで何度も再生して手に汗握ったあの4尾根のクライミングが始まる。
取り付きから少 し悪い所が有りその後は草付きの楽な気 持ちの良い 岩が続く。
マッチ箱を懸垂で下りそこから崩落のあった枯れ木を上がる。
ここが一番高度感があって緊張したかもしれない。
崩落した岩場をト ラバースするのだが登っている裏側が切れ落ちガスが上がってきていて
恐怖感をより一層増していた様な気がした。そして最終ピッチ。
岩場が チムニーになっていて背負っていたザックが邪魔になり、なかなか思うように身体が動かない。
何とかそこを乗り切って終了点へ。終わって見ると、もう 終わりなのかと少し残念な気も。
そこから山頂まで30分ほど歩いて、ついに北岳山頂。山頂でゆっくり休んでBCのある白根御池へ直行。
14:00過ぎに無事にテン場 へ。祝杯のビールやらコーラで皆で乾杯。
ビールを飲みながら今日一日を振り返る。反省点も有ったが何より無事に戻って来れた事が何より だ。
寒くなってきて昨日とほぼ同じ時間に夕食そして就寝。

9/23 テントを撤収して8:00前に下山開始。
途中何度もバットレスを振り返って見て別れを惜しみながら広河原に到着。
タクシーで 芦安まで行き三日間の汗を温泉で流す。15:00過ぎには富士宮市役所に着いて解散。
今回の山は自分にとってチャレンジの山だったので、とても充実した気持ちだった。
今回はずっとセカンドだったので今度はトップでいける 様に精進しなければと思った(笑)。   





                                                                                  


Posted by あさぎり山の会 at 20:00Comments(0)長野県クライミング山行報告2015年

2015年02月24日

清水テレサクライミング

2月24日、
さる2月9,10日でルート替えされたテルサの
クライミングウォールに登りに行ってきました。
 
元国際ルートセッター、E山氏グループによるルートは、
12bが3本、12aが1本、11dが2本、11cが1本、
あと11aから10bまでが7本セットされています。

グレードは多少甘めですが、
われわれ前期高齢者や後期高齢者にとっては、ありがたい配慮です。
この日は幸いにも風もなく、薄曇りではありましたが、気温が高めに推移してくれたため、
午後3時半ごろまでクライミングを楽しめました。

テルサのクライミングウォールは、利用料金が1回¥150と驚くほどの安さで、
我々貧乏人にとっては助かります。興味ある方は、ぜひトライしてみてください。





  


Posted by あさぎり山の会 at 18:00Comments(0)静岡県クライミング山行報告2015年

2014年12月24日

城ケ崎シーサイドクライミング

12月24日、クリスマス・イブとは無縁のM子師匠、シロさん、ホナさん、ジョーの4人で
城ケ崎シーサイドへクライミングに行ってきました。
平日とあって、我々のほかには男女1組がいただけで貸切状態でした。
少し寒いかと思い、厚着で行きましたが、寒くなく、風もなく、クライミング日和でした。

フック船長10b、トムボーイ10dでアップ。終了点から降りてくると額に汗がにじむほどでした。
師匠はそのあとチョイかぶりのルーズガール10dへ。
このルート、下部10Mはノーピン。カムを途中セットしていきます。

そして、今日のメインイベント、クラックルートの「気分は最高」10cに。
まず師匠から。以前登ってるとはいえほとんどオンサイト状態です。
過去、下部でグランドフォールを目撃したこともあり、慎重に登ります。10分ほどで終了点へ。

次いで私の番です。カムが足りなくなると困るので、
ありったけのカムをぶら下げていきますが、重いです。
中間のテラスまでは順調でしたが、垂壁になってからてこずり、終了点手前で腕がパンプ。
幾度となく上り下りを繰り返し、ようやく終了点へ。
のどはカラカラ、ろれつが回らないほど、疲労困憊、ルート名と裏腹に、体はボロボロ。
クラックって難しいです。

昼飯の後は各自思い思いのルートに取りつく。
シロ・ホナ夫婦は「チリコンカン」12bで遊ぶ。師匠と私も一緒に入れてもらい楽しみました。
そのあと、「人生楽ありゃ苦もあるさ」という変わった名前のクラックルートにトライ。
このルートは楽々登ることができました。

登ったルート・・フック船長10b、気分は最高10c、トムボーイ10d、人生楽ありゃ苦もあるさ5.8、チリコンカン12b(2度)

穏やかな天気に恵まれ、のんびりと一日を過ごすことができました。
明日は、大掃除に気合を入れて頑張らなくっちゃ!!
そのあとは温泉で汗を流そうっと!!悪ガキ?おっと落書きジョーでした。












  


Posted by あさぎり山の会 at 18:00Comments(0)静岡県クライミング山行報告2014年

2014年11月30日

城ケ崎 バンブー北の磯 クラッククライミング

11月30日、城ケ崎のクラックを登りにМ子師匠と行ってきました。                                    目当てのバンブー北の磯はアップルートが無いので、手前にあるイサリビエリアでアップする。
М子師匠の知り合いの千葉の仲間とここで合流。
Gさんはじめ、Yちゃん、J君、Mちゃん、みんな気さくな人たちで、
人見知りのする私もすっかり打ち解けました。
まず、ジャムウェーブ5.9でアップ。
続いてイサリビクラックライト5.10c、ヒマラヤ帰り5.8と続けて登る。
ここは南向きの岩場なのでとても暑い。
アップ終了後、北の磯へ。
初めてのいわばで不安、そのうえ、アプローチは民家の庭をすり抜けなければならない。
この日はちょうど具合よく、留守でした。
岩場へは10mくらいごぼうで下降する。
自然のトンネルを抜けると目当ての北の磯に到着。
トライするのはスパニッシュダンサー11cで、出だしから被っている。
短いがビッグロックのクラックルートより傾斜も強い。
被りは嫌いではないが、何しろクラックである。
最高グレード10dの私にはきつそうである。
昼食後、千葉の仲間も合流。
M)子師匠、「オンサイトトライ!」とけしかけるが、無理なのでM子師匠に登ってもらう。
一便目なので、カムをセットしながらテンション交じりで核心まで。
Gさんは抜け口まで行くが、惜しくもテンション。抜け口が核心のようだ。
私もトライするが、ジャミングがうまく決まらずすぐテンション。
そのあと、M子師匠が2便目で抜け口を突破、あと一手ぐらいでフォール!
惜しかったです。
抜け口で見せてくれたハンドフィストにはしびれました。
続いて、Gさん、私、Yちゃんとトライするもクラックが湿ってきてすべり、状態が悪くなる。
近くにあった棒の先に新聞紙を巻きつけてクラックに突っ込み、湿気をとる。
これが結構功を奏して、三便目に私が核心を抜け、上部に達する。
クラッククライミングではカムをセットした状態で登っても、クリアしたことにはならないので、
次回トライするときはきれいにカムをセットしながら登りたい。
この後、Gさんも、ピンクポイントでクリア。
千葉の仲間たちも、登るごとに高度を稼ぎ、満足していました。
最後に、M子師匠がカムを回収。
この作業結構大変!私には無理です。師匠、ありがとうございました。
添付写真の中には奇妙な姿態のものがありますが、
これは、リードしている人がいつ落ちてもいいように構えているものです。
けっして変な行為に及んでいるものではありません。誤解の無いように!





  


Posted by あさぎり山の会 at 18:00Comments(0)静岡県クライミング山行報告2014年

2014年10月12日

兜岩クライミング

10月12日、甲府近郊の兜岩の岩場にクライミングに行きました。

兜岩は、富士宮からも精進湖経由で行けば、1時間半弱と比較的近く、
ルートも初級者から上級者まで楽しめるお手頃な岩場です。
メンバーはクラック師匠のMちゃん、雨男のSさんと落書きジョーの三人です。
アップは名前もルートの内容も素晴らしい「薫風」10a,
掛かりの良いカチをつないだ気持ち良いルートです。
振り返ると、緑豊かな?ゴルフ場が見渡せます。
その後、SさんとMちゃんのとりあえずの目標ルートに移動。
Sさんは11bの「プリムオブスカル」にオンサイトトライ。
細かいカチをつなぎながら足さばきの重要な好ルート。
出だしで悩み、中間部の核心で悩み、何とかトップアウト。
次回に望みをつなげました。
次いでMちゃんは前回苦戦した「由布姫」10dにトライ。
実力から登れて当然のルート。なぜか前回門前払い。
でも、今回はモチが違いました。核心で魂のデッド、ガバに手がかかり、無事レッドポイント。
登れて当然だー!フェース師匠からの一言。
少し休んで昼飯前に片付けようと、Sさん渾身のトライ。
下からの声援の甲斐と、本人の気合で、なんと11b2撃!ドキドキをありがとう!
昼飯の後は、2階の岩に移動。
11cの「テントウムシのレクイエム」に二人でトライ。
Mちゃんは核心まで危なげなく達し、その後核心部分でテンション。
その後、2回目のトライでは、終了点手前まで達しが惜しくもフォール。
でも3回目に見事レッドポイント。ときめきをありがとう!
Mさんは2回トライも核心手前でムーブの組み立てに悩み、フォール!
本人の弁、「登れないルートじゃない」そうだよ!その意気、クライミングは根性です。
私は?「フィジカルアップ」12aトライも跳ね返されました。
フィジカルアップしてません。ダウンしてます。
なんだかんだ言いながら、初秋の風を感じながら楽しいクライミングを楽しんだ一日でした。
あした、台風くるんだよなー    落書きジョーでした。
  


Posted by あさぎり山の会 at 20:00Comments(0)山梨県クライミング山行報告2014年

2014年09月09日

秋の気配の小川山クライミング


秋の気配が感じられる9月9日、小川山へクラックを登りに行ってきました。
行き先は妹岩。今回はもも師匠と二人なので、本数稼ぎのような形になりました。

まずは「愛情物語」5.8でアップ。このルート、クラックというよりフェースの要素が強く、
カムのセットもフレアしているので、意外とむずいです。緊張する中、二人とも無事終了。

次いで「カサブランカ」5.10aに移動。
何度も登っているルートですがいつ登っても、ハンドジャムが学べるよいルートです。
師匠は相変わらず美しいスタイルでハンドジャムを決め、スイスイと高度を稼ぎ、
あっという間に終了点へ。
私はというと、湿り気を気にしすぎて、途中、カムをセットするのを忘れ、
師匠に指摘される始末。ビビッて2個重ね取り。何とか終了点へ。

師匠は9月11日からのヨセミテ遠征に備えて、
「竜の子太郎」5.8を2ピッチ一気に登ります。
このルートも1ピッチ目の出だしからむずいフットジャムで始まり、
2ピッチ目はワイドクラックのルート。ワイドのカムも取りずらく、
先人たちの偉大さを感じさせられるルートです。
終了点からは2回の懸垂で降りられます。
師匠の後、私もトライ、ワイドクラックで体力を消耗しました。
2人とも2ピッチを通しで登るのは初めて。充実感はありました。

昼食後は「ジャックと豆の木」5.10bcに取りつきます。
下部が多少濡れてはいましたが、登るのにはそんなに支障にはなりません。
右足フットジャム、左足スメアの下部、核心は中間部のフレアー部分のレイバック、
そして上部はフィンガークラック、思えば昨年の夏、
オンサイトで取りつき、核心部で落ちました。
今年は、8月に一回、そして今回も落ちることなく登れました。
進歩はしています。二人とも難なく乗り切り、満足。

それにしても、この日はクライマーは私たち二人だけ。
小鳥のさえずりを聞きながらのんびりクライミングです。

次は、「ムードはいい線」5.9.発表時のグレードは確か10a.
取りつきアンダーから、スラブ、フレアーしたワイドクラック、
そして、フィンガーでトラバース。
回収が面倒ですが、ほかには無い、ちょっとアルパインチックな好ルートです。

このあと、「カサブランカ」と「愛情物語」再度登り、終了。
なんとクラックルートを累計8本も登ってしまいました。
ヨセミテに行く師匠も、よいトレーニングになったと思います。
5月末から9月初めまで、湯川、小川山と辛抱して付き合ってくださったもも師匠には感謝です。
ヨセミテから帰ってからも、湯川や城ケ崎のクラック、よろしくお願いします。
以下、この3か月余の成果です。

きびたき 5.10c オンサイト
オオルリ 5.9  フラッシュ
サイコキネシス 5.10d オンサイト
台湾坊主 5.9 フラッシュ
笠間のピンキー 510c オンサイト
ノーリターン 5.10c オンサイト
さよなら百恵ちゃんルート 5.9 1p目 オンサイト
小川レイバック上の無名ルート 5.10c オンサイト
クレージージャム 5.10d 2回目RP
  


Posted by あさぎり山の会 at 18:00Comments(0)クライミング山行報告2014年