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2018年10月14日

自然観察会in大棚の滝周辺

10月14日(日)、9時~12時、富士市須津の大棚の滝周辺で自然観察会をしました。
講師は富士自然観察の会のY先生です。参加者は11人でした。
「僕は自然が大好きです。遠くへ行って珍しいものを見るより、身近なものを観察する方が面白い。
だって、身近なものはよく観察できるからね。」との言葉通り、歩き出したかと思うと立ち止まって
近くのコケ類や地衣類、シダ類などの説明が始まりました。いつもだったらせいぜい
「コケが瑞々しくてきれいだね。」と言うくらいですたすた歩いている様な場所ですが、
貸してもらった筒状のルーペを手に手にコケの世界を覗きこむことに夢中になりました。
ルーペで見る世界は今まで見たことが無い景色が広がっていました。
「コミカンソウ」は我が家の庭やお墓によく生える雑草ですが、ルーペで見るとその花はとても可憐で、
実は本当に小さなみかんのような形です。ハナイカダの花と実は私の好きな植物の一つですが、
今まで、実が落ちると判別できませんでした。でも、今回はの縁が特徴的にとげとげしている事を
知りました。花や実があるのは限られた時期なので、葉の特徴を知っておくといいということでした。
Y先生は、歩きながら葉っぱを口にしていい音で鳴らしていました。先生に教えてもらって
やってみましたが、なかなかうまくいきません。でも、何度もやっていると少し響いた音が出ました。
いくつになっても「できた!」という気持ちは嬉しいものです。
歩いた範囲は約3時間でほんの数百メートルでしたが、参加者は、今まで知らなかった新しい世界を
知った思いになったようでした。



















  


Posted by あさぎり山の会 at 20:00Comments(0)登山・ハイキング静岡県自然保護山行報告2018

2018年10月09日

飯豊山

10月6(土)~9(水)、山形県、福島県、新潟県にまたがる名峰「飯豊山」に行って来ました。
予定では8(火)までだったが、台風通過の影響で一日は小屋で待機した。
コースは川入の御沢野営場の駐車場が登山口となり出発。
三国小屋の先「切合小屋」が初日の宿となる。
二日目は台風の影響で雨と強風のため小屋で待機することにした。
なんにもせずに食べては寝るの一日。
三日目、小屋を出て、本山小屋、飯豊本山、大日岳をピストンして「切合小屋」
に戻り三日目の夜を迎える。
四日目、来た道を戻り御沢野営場に下山し終了した。
は標高1750mの「切合小屋」までは見事な紅葉の尾根が続く。途中にある「剣ヶ峰」は
長い岩稜帯が続き、滑落の危険があるので注意が必要だ。地蔵山下に湧き出る「水」は
冷たくで美味しい。

二日目7(日)は深夜から雨と強風が吹き続け明けても治まらないので、出発はあきらめ
天候の回復を待った。悪天候でも山頂に行って来た人も何人かいたが、様子を聞くと
「風で飛ばされそうになった」とか「何にも見えなかった」との事。無理するより「水の豊富」
なここで待機するほうが結果的には良い判断だった。

「切合小屋」には小屋番さんがいたが7(日)の宿泊までで、8(月)の朝には帰ってしまうとの事。
水も止めてしまうのでポリ袋で確保。

三日目8(日)、水と最小限の食料を持ち空身に近い状態で小屋を暗いうちに出発。
「草履塚」に登る頃に日出を迎えた。「姥権現」、「御秘所の岩場」、「御前坂の急登」を登り
広いキャンプ地を抜けると「本山小屋」だ。

出発から1時間半ほどで「本山小屋」に到着、この小屋で待機していた登山者も多く、
昨日の話で盛り上がっていた。鳥居の奥に「飯豊山神社」の建物が有ったが、
すでに閉じられていた。

15分ほどで「飯豊山」の山頂。最終目的地の「大日岳」が緩やかな稜線の先に構えていた。

緩やかな稜線(走れそうな道も有ったが、大半は石ゴロの道で走るのは危険)を歩く事約2時間。
最後は急登となるが「大日岳2128m」の頂上に到着した。大日岳は飯豊連峰の最高峰。
目的を達成し、来た道を戻る。

「切合小屋」に戻ったのは13時半、下山できない時刻ではないが、今日は充分歩いたので
もう一日小屋にお世話になることにした。

四日目9(月)、夜明け前の下山開始、「三国小屋」が見える頃、
太陽が昇り再び「紅葉」の下山道となる。

御沢の登山口には9時過ぎの到着、「飯豊の湯」でゆっくり汗を流して・・・と思っていたら、
いやな予感が的中、「火曜日定休」だった。 付近のガソリンスタンドで教えてもらった
町営日帰り温泉にも行ってみたが「火曜日定休」。

と言うことで四日間の汗の香りと思い出を胸に帰路についた。
途中立ち寄った「産直」のリンゴ、ブドウは美味でした。




























  


Posted by あさぎり山の会 at 20:00Comments(0)登山・ハイキングその他山行報告2018

2018年10月07日

火剣山

富士宮駅6:55発の静岡駅行に乗車。途中途中で乗り込み、総勢12名のパーティーとなる。
静岡駅で浜松駅行に乗り替え、8:38に金谷駅に着く。
8:58に出発。道路わきの道から県道?を穏やかに登り、旧東海道金谷坂の石畳へ。
すべらず地蔵で、皆滑って転ばぬよう祈願し、不揃いの石畳を進む。
石畳には杉の葉が散乱し、倒木が横たわる。さながら障害物競争のように倒木をくぐったり、
乗り越えたり・・・。先日の台風の勢いを改めて感じた。
石畳を抜けると、大きな貯水タンクのある台地に出る。
芭蕉句「馬に寝て残夢月遠し茶のけぶり」の前で木陰に入り小休憩。
JR線路を跨ぎ折り返し。JA前から火剣山参道に入る。歩き観音に参拝して火剣山へ向かう。
11:33に火剣山大権現の社務所、奥の院を拝観し、三角点を探す。
藪こぎしながら11:40無事に三角点を拝む事が出来た。
展望台への分岐で昼食を摂り、有志は展望台へ。
昼食を摂り先へ進む。山道に入り、夜泣き石のある久延寺に向かう。
旧東海道に出ると峠の茶屋が目に入る。吸い寄せられるようにお茶屋に足が向く。
茶店で一休み(小夜の中山) サービスの冷茶をいただき、茶屋に来ていた人としばし雑談。
ここで食べた心太で元気回復。茶店を後にし久延寺で夜泣き石を観る。
今度は、石畳の菊川坂だ。途中に腰かけに丁度良い置き石がある。誰も座る事なくもくもくと登る。 
東屋で小休憩。そこから山肌から「茶」と書かれた粟ヶ岳が見えた。
諏訪原城址は折角だから行ってみようということになり散策。
後は、金谷駅に向かうだけだが、恐るべし急な下り坂が続く。大きな貯水タンクまで戻り、
行きに通った石畳の金谷坂を下る。再び、倒木をくぐったり乗り越えたり・・・。
すべらず地蔵に帰ってきたお礼をし、15:00に金谷駅に到着する。
















  


Posted by あさぎり山の会 at 20:00Comments(0)登山・ハイキング静岡県山行報告2018