2015年06月06日

両神山:梵天尾根

6月6日(土)、会員8名で「両神山」に行ってきた。今回のルートは「八丁尾根」から「梵天尾根」を縦走するロングコースだ。
「梵天尾根」は「両神山頂」から南に伸びる長大な尾根で辿れば「御嶽山」に至る。
今回はその中間に位置する「白井差峠」から「中双里」の集落に下るコースである。
両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根
5時曇り空の富士宮を車2台に分乗して出発。
「中双里」集落の空き地に1台をデポし「上落合橋」駐車場に向かう。
8時前に着くと駐車場は我々の1台だけ。8時丁度湿った丸太梯子の登りからスタート。
樹林帯の急登が「八丁峠」まで続く、が新緑の樹林帯は空気が冷たく心地良い。
時々雨つぶが木々の葉をたたき登山道にこだまする。
「八丁峠」で一息入れ例のクサリの連続する岩場を越えていく。
「東岳」のベンチで昼食を済ませ「両神山頂」へ到着すると
先行者は2~3人と意外なほど少なかった。
両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根
両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根
さてこれから向かう「梵天尾根」が「山頂」から南に向かいどこまでも続いている。
時刻は12時過ぎだ、「中双里」の集落までのコースタイムは4時間半、無事走破できるのか・・。
ショートカットのコースを下山すれば「上落合橋」まで1時間半だとの事、
ちょと心を揺さぶられる話だ。
しかし今日行かなければ二度と行けないだろうこのチャンスを逃す手はない。
気合いを入れて前進する。
両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根
さて最初は下る。通常下山は下りだろう? ところがこの尾根は下った分必ず登り返すのだ。
もう何度登って何度下ったのか数えるのも忘れてしまった。
踏み跡は薄いがヤセ尾根、岩稜帯などは迷いようがないが
倒木や落ち葉で道が消えているところもあり地図読みは必要である。
途中の「ミヨシ岩」、「大峠」、「ぼんてんの頭」などは分かりやすい目印となる。
「白井差峠」まで何度もアップダウンを繰り返すが下った標高差はたったの300メートルでしかない。
残りの800メートルは「白井差峠」から「中双里」までの2.7キロメートルで一気に下るのである。
両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根両神山:梵天尾根
歩き初めてから9時間、17時過ぎに「中双里」の登山口に到着。
長かった二つの尾根の縦走は終わった。
きっともう来ないだろう尾根を後に帰路についた

記録:富士宮5:00-上落合橋P7:45-登山口8:00-八丁峠8:48-西岳10:02-
東岳11:15~11:38-山頂12:11-ミヨシ岩13:19-大峠13:55-ぼんてんの頭14:37
-白井差峠15:27-中双里17:03-温泉-富士宮22:00

累積標高差:登り1,401m、下り1,913m



同じカテゴリー(登山・ハイキング)の記事画像
初日の出山行「パノラマ台」
大蔵経寺山
八高山
忘年山行「杓子山」
荒船山
ハイキング教室「満観峰」
同じカテゴリー(登山・ハイキング)の記事
 初日の出山行「パノラマ台」 (2019-01-01 20:00)
 大蔵経寺山 (2018-12-24 20:00)
 八高山 (2018-12-16 20:00)
 忘年山行「杓子山」 (2018-12-09 20:00)
 荒船山 (2018-12-02 20:00)
 ハイキング教室「満観峰」 (2018-11-25 20:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
両神山:梵天尾根
    コメント(0)